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まだ建てないで!欠陥住宅を防ぐ7つの防衛策
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こんにちは、『住まいづくり専門コンシェルジェ』の若本です。
このミニセミナーでは、欠陥住宅を防ぐために施主が知っておきたいポイント
を7つに分けてお知らせしています。
まずは、これまでの復習をしてみます。
●第一の防衛策
>> 設計段階から、第三者のチェックを入れましょう! <<
●第ニの防衛策
>> 何ごとも基礎が大事!!
建てる前に必ず地耐力検査を行ないましょう <<
●第三の防衛策
>> アンカーボルトは基礎と土台を緊結する要です <<
●第四の防衛策
>> 壁を塞ぐ前に、構造材の取付け強度を確認しましょう <<
●第五の防衛策
>> 雨漏りのリスクは屋根形状でチェックしましょう <<
●第六の防衛策
>> 壁体内で結露しないために、断熱と防湿が大切です <<
今回がこのシリーズの最後です。
これまでの6回は、建物の構造を中心に書いてきました。
専門用語でいうと『スケルトン』です。
耐久性や断熱性能、防音性能などは、スケルトンがしっかりしていなければ
期待した性能や効果は得られません。
しかし、素人では見分けがつかないからプロのチェックをお勧めします。
では、キッチンなどの設備やインテリアはどうでしょうか?
ほとんどは、建材メーカーのショールームで選ぶことができます。
このようなものを専門用語で『インフィル』といいます。
入居後も容易に交換が可能です。(ただしお金はかかりますが・・・)
スケルトンほど、欠陥のリスクは少ないのですが、1つだけ気をつけておいて
いただきたいことがあるので、最後にお伝えしておきます。
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シックハウス症候群
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皆さんも「シックハウス症候群」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
「新築病」とも呼ばれ、家の中にいるだけで病気になるのです。
原因は、建材の中などに含まれている揮発性の物質です。
ホルムアルデヒドのほか、トルエンやキシレンなど、
ざまざまな化学物質が室内汚染を引き起こしているのです。
建材が腐ったり虫がついたりしないため、
あるいはビニールクロスを柔らかくするためなど、
建材には様々な揮発性物質が使われてきました。
農薬と同じで、虫を寄せ付けない効果のある化学物質は
人間の人体に全く影響を与えないということはあり得ません。
建材による健康被害は、90年代あたりから次第に問題になってきたのです。
自殺者や新築マンションでの集団訴訟まで発生し、
ようやく国土交通省も対策を打ちました。
▽ ▼ ▽
対策とは、平成15年の建築基準法の改正です。
建築で使われる建材への揮発性物質の使用が規制されました。
そして、新築の建物に24時間換気システムが義務付けられたのです。
建築基準法で「義務付けられた」ので、
建築確認申請に通っていれば、機械換気は付くハズ(?)です。
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※申請通りの建物を施工しない業者もあるので注意が必要です (-_-;)
建材は、現場に行けば消費者でも確認できます。
構造用合板に『F☆☆☆☆』(フォースターと読みます)が刻印されていれば、
ホルムアルデヒドの発散速度が、基準値以下を示しています。
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全部張替え!?
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ホルムアルデヒド対策の建築基準法が施行されたのが平成15年7月です。
これ以降に計画された住宅は、『F☆☆☆☆』の建材と、機械換気が
セットで施工され、シックハウスによる健康被害は出ないハズです。
しかし私が相談を受けた住宅では、規格外の建材が使われていました。
元々、耐震性に問題があるということで、欠陥を調査して発覚したのです。
原因は施工業者というよりも建材メーカーでした。
第三者の評価機関をグループに持つ、大手建材メーカーです。
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新聞報道によると、特定の期間(数週間)出荷されたフローリングに、
古い規格のものが紛れ込んでいたということです。
まるで、賞味期限切れを知りながら詰め替えたどこかの食品会社のようです。
一部上場企業の法令遵守意識は、どの業界も地に落ちたものです。(-_-;)
「子供たちが食べるものに何ということを!!」
「食品は口に入るから許せないけど、住宅の建材だから・・・」
食品衛生に関しては、消費者も怒りが込み上げます。
なぜか建材たったら、多くの人はあまり気にも留めないのかも知れません。
しかし、本当に危険なのは内蔵に入る食品よりも、
神経を冒す危険性のある揮発性物質のほうが怖いのです!
麻酔や点滴を考えてもお分かりでしょう。
(じっくりと考えてみてください...)
口に含んで内臓から吸収させる薬よりも、
血管や体液から吸収されるもののほうが、圧倒的に体に影響を与えます。
だから、口に入れるもの以上に神経質に考えなければなりません。
このお客さんは、建材メーカーが平身低頭で対応しました。
フローリング張替えのため、賃貸住宅の家賃や引越し代なども負担です。
住宅は、食品メーカーや自動車メーカーの不祥事ほど騒ぎになりません。
恐らく消費者自身も気づいてもいないケースがあまりにも多いのでしょう。
上の事例も、発覚しなければ誰も気づかなかったかも知れません。 (-_-;)
でも現在、建築基準法で規制されているのは、ホルムアルデヒドだけで、
厚生省や世界保健機構では、数十種類の揮発性物質の危険性を挙げています。
そして、家具については厳しい規制の対象外なのです...(>_<)
◆第七の防衛策◆
>> 健康被害に遭わないためには、使用建材をチェックしよう! <<
⇒ 『F☆☆☆☆』の建材を使っているか、
直接現場で見るか、または納品伝票で確認しましょう。
※『F☆☆☆☆』の合板の写真はこちら↓

このシリーズは今回で終了です。
来月は別のテーマでお会いしましょう!
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【プロフィール】
ダブルスネットワーク(株)
代表取締役 若本 修治
(中小企業診断士・インテリアコーディネーター)
山口県大島郡(周防大島)生まれ
福岡大学工学部建築学科卒業
店舗の企画・設計・施工の中堅企業『布谷 東京支社』に入社し、
バブル期の首都圏の個性的な店舗デザインを数多く手掛ける。
平成3年Jターンで広島に移住。
住宅リフォームの全国チェーン『ミスタービルド広島』のスーパー
バイザーとして、加盟工務店の指導・育成にあたる。
その後、積水ハウスで驚異的な営業実績を挙げて全国に名を轟かせ
た"カリスマコンサルタント"丸山景右氏の事務所で、おもに西日本
地区の工務店ネットワークをつくる。200社を超える工務店・住宅
会社を指導し、プロを見極める確かな目は定評!
平成13年独立。
現在『住宅CMサービス広島』のコンストラクションマネージャー
を務める。中小企業診断士およびインテリアコーディネーター
Aシティ(安佐南区)で妻と2人の子供に囲まれて暮らす。
●発行者の詳しいプロフィールはこちら
↓ ↓ ↓
http://www.cms-hiroshima.com/mailmag/profile.htm