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まだ建てないで!欠陥住宅を防ぐ7つの防衛策
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こんにちは、『住まいづくり専門コンシェルジェ』の若本です。
このミニセミナーでは、欠陥住宅を防ぐために施主が知っておきたいポイント
を7回に分けてお知らせしています。
まずは、前回の復習をしてみます。
●第一の防衛策
>> 設計段階から、第三者のチェックを入れましょう! <<
●第ニの防衛策
>> 何ごとも基礎が大事!!
建てる前に必ず地耐力検査を行ないましょう <<
前回は、地盤の部分、つまり土木の分野の話をしました。
いよいよ、今回から建築です。
まず、基礎の上に取り付く土台についてお話しましょう。
少し専門的になるかもしれませんが、しっかりチェックしておきましょう。
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田植え式!?
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基礎というのは、昔は石が使われていたものです。
子供であれば、縁側から床下に潜れるほどの空間があいていたのです。
今でも、お寺や神社の多くは木造で、床下はコンクリートになっていません。
しかし、戸建て住宅はほぼ全ての住宅がコンクリートの基礎になりました。
コンクリートは、現地で型枠を組んで、規定どおりの鉄筋を入れた後に
コンクリートが流し込まれます。
通常、この段階の直前に「重要な検査」が入ります。
型枠と鉄筋を組んだ状態の時です。
この段階の検査は、やはりプロに見てもらうことをお勧めします。
しかし、一般の施主でも一目で分かるチェックポイントがあります。
それが「アンカーボルト」と言われる建築金物です。
アンカーボルトとは、基礎のコンクリートから飛び出している
ねじ山付きの金物のことです。基礎を打った直後であればすぐに分かります。
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工事中の現場によく来る施主が、工事現場の人に
「お客さん、熱心だけどこのアンカーボルトを刺してみますか?」
と親切そうにいわれたら、あなたはどうされますか?
「私たちも家づくりに参加したいから、いい機会だ!」
と喜んで参加されますか・・・?
コンクリートが固まる前に、職人さんから指示された場所に
アンカーボルトを刺していくのは、楽しいかも知れません。
しかし、絶対にしてはダメです。
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上記のように、コンクリートが固まる前にアンカーボルトを刺すことを
「田植え式」といいます。決して行ってはいけない方式です。
なぜなら・・・
アンカーボルトは、基礎と土台をしっかりと留める役割なのです。
コンクリートに規定の深さまで食い込んで、
土台の上でしっかりとボルト止めされなければ意味はありません。
ボルトを締めたときにネジ山が2〜3山見えるのが、
規定の引き抜き強度を得られるアンカーボルトの深さです。
それよりも深くても、浅くても規定の強度を保証できないのです。
田植えでアンカーボルトを刺すということは
目測の深さでしかなく、後で沈んでしまう可能性もあるのです。
それでも、そんな家づくりのイベントに参加しますか?
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台風で家が浮く?
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近年、私の実家の近くにリゾート開発で別荘が建てられています。
広島からも建築業者が入って来ています。
その地区は、台風が来たときには強風で有名な地域です。
以前、「定年後広島湾で暮らしたい」と『いかだハウス』を
つくった人がいましたが、記憶にあるでしょうか・・・?
行政から撤去命令が出て、漂流の旅です。
行き着いた先が、瀬戸内海に浮かぶ島のリゾート開発地の近くです。
しかし、みごとに、台風で難破船になってしまいました。(>_<)
自然の威力を知らない、広島の建築業者が
そこで別荘を建て始めました。
基礎工事が終わり、土台とセットして柱も立てていきます。
棟上げも終わり、屋根も下地まで出来ました。
その直後、台風の直撃です。
数日後、現場にきた広島の大工さんたちはビックリです!
何と、建物が基礎から外れて傾いているではないですか!!
土台にアンカーボルトは貫通していたのですが、
ボルトを締めていなかったのです。
仕上げも屋根も乗っていない建物の荷重など、
台風にかかれば、ふわっと浮かされてしまいます。
まだ、骨組みだけだったので、数日後には『リセット』されていました。
何事もなかったように、お客さまに引き渡されたのでしょう・・・(-_-;)
壁のコーナー両面ガラス張りで、筋交いのない建物や
傾斜地で床下が見える建物など、
別荘には、自然の力を知らない設計士の建物がいっぱいです。
◆第三の防衛策◆
>>アンカーボルトは基礎と土台を緊結する要です <<
⇒『アンカーボルト』や『ホールダウン金物』は
建物の引き抜き力に対抗する重要な役割を果たしています。
確実に効いているか、強度の不安はないか確かめて下さいネ。
ではまた来月お会いしましょう!
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【プロフィール】
ダブルスネットワーク(株)
代表取締役 若本 修治
(中小企業診断士・インテリアコーディネーター)
山口県大島郡(周防大島)生まれ
福岡大学工学部建築学科卒業
店舗の企画・設計・施工の中堅企業『布谷 東京支社』に入社し、
バブル期の首都圏の個性的な店舗デザインを数多く手掛ける。
平成3年Jターンで広島に移住。
住宅リフォームの全国チェーン『ミスタービルド広島』のスーパー
バイザーとして、加盟工務店の指導・育成にあたる。
その後、積水ハウスで驚異的な営業実績を挙げて全国に名を轟かせ
た"カリスマコンサルタント"丸山景右氏の事務所で、おもに西日本
地区の工務店ネットワークをつくる。200社を超える工務店・住宅
会社を指導し、プロを見極める確かな目は定評!
平成13年独立。
現在『住宅CMサービス広島』のコンストラクションマネージャー
を務める。中小企業診断士およびインテリアコーディネーター
Aシティ(安佐南区)で妻と2人の子供に囲まれて暮らす。
●発行者の詳しいプロフィールはこちら
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http://www.cms-hiroshima.com/mailmag/profile.htm