「風水と住まい」 小中健竜先生 第2回  [対談]


金城 北の方位に問題があるとひきこもりや家庭内暴力、
   DV(ドメスティックバイオレンス)が起こりやすくなるとお聞きしました。
   東の方位も関連が深いのでしょうか。

小中 東というのは、太陽が昇ってくる方位です。
   そういう意味において、東は発展的、
   活動的な「行動力」の気を象徴する方位といえます。
   「ひきこもり」ということは、
   部屋に閉じこもり行動しないということですね。

   東の方位に問題があると行動力は著しく低下します。
   東の方位(空間)は、できるだけ日当たり良く、軽快・爽快であるべきなのです。
   この方位が暗く重いイメージのままですと行動力が減退します。
   北の方位と東の方位の両方に問題があるとこういった問題が起きてきます。

金城 方位が大きく関係しているのが理解できます。方位というのは、
   その人がある空間で行動(運動)するときに自分の気(エネルギー)が
   その方位の空間の気のエネルギーと合う、合わないという
   法則というものがあります。
   例えば東の方位に窓がなく、閉ざされたような間取りだと
   どうしようもないのでしょうか。

小中 軽快、爽快な気分になれるイメージの東の方位は、
   開放的に明るい方が良いのです。
   それが無理なら「青」の色をもってきます。
   青は東の空間のイメージカラーです。
   単純に青い色でまとめろということではありませんが
   少しでも改善したいならご相談いただければと思います。

   例えば太陽が昇ってくる時に、振動がおきます。
   その原理からは、振動という事象で音波から音の鳴るものを意味します。

   また、振動エネルギーの意味から電気、電子機器、電話などを
   東におくと理に合うのです。
   東の事象の雰囲気を演出するために住まい全体の中心から見て
   東の位置にそういうものを置くといいのです。
   バスやトイレも同じことがいえます。
   東の方位にそれらを配置すると行動力の気が強くなるのです。
   東の方位(空間)を良くすれば行動がでてきます。
   実に方位から様々なことがわかるのです。

金城 話しは変わりますが、
   以前先生から電化住宅の問題点をお聞きしたのですが、
   再度お聞かせいただけますか。

小中 広島では電化住宅がとても人気ですね。
   しかし、電化住宅は大きな問題をはらんでいます。

   本来日本の住宅は気候・風土と調和する思想があり、
   生命観にあふれ、日本に根ざした理想的な住環境をつくり出していました。
   にもかかわらず、今の家は装置化されてきているということです。
   機械化された箱『ブラックボックス」と言っても過言ではありません。

   近代的二元論で機械主義的住宅と表現してもいいですね。
   ヨーロッパの産業革命以降その傾向がどんどん進み、
   戦後日本もその洗礼を受けてしまいました。

   電化住宅は多くの電磁波を放出しています。
   しかし人間と環境的には調和がとれています。
   ここでいう電磁波は人工的なもので有害です。

   自然界も人間も電磁波を放出しています。
   それらの生体電磁界をこわす電気製品には特に短波を出す
   有害な人工電磁波が多いのです。

金城 人工的な電磁波が人体に悪影響を及ぼすというのは
   一時ニュースで取り上げられていましたね。
   今はそうでもありませんが。

小中 第二次電磁波ブームという流れがこれから来ると思いますよ。
   いまこそ、そのことについて考えなくてはならない時期なのです。

   意識工学会の猪俣博士(通産省顧問)や著名な佐々木博士も私と同じ意見です。
   みんな電磁波の問題をもっと広く知っていただく努力をしています。

   住環境に限らず、知っていただきたいことが多くあります。

   自然界には陰と陽があって、負のエネルギー(陰)は
   例えば電極に+−があるように、電気エネルギーは
   −の陰極から+の陽極に流れます。
   自然法則はすべて陰(負)から陽(正)へエネルギーは流れます。
   また、女(陰)から男(陽)にエネルギーが流れるから子孫が生まれます。

   東洋の考え方は陰から陽ですが、
   西洋的な考えではプラスマイナスというように
   逆転から思考しますから利益主義に陥りやすく、
   陰陽両性を調和して一体化する思考が弱くなります。
   東洋は自然と共生・調和しようという思想に立ち、
   西洋は自然を支配しようとする考えになりがちです。

   200年前から日本も西洋化が進み、
   本来の考え・思想をどこかに置き去りにしてしまいました。
   東洋的な大切な心を忘れ去り、消え去ろうとしています。

   日本の思想には、人間であれ、住環境であれ、
   宇宙の一部という思想がありました。
   その宇宙の一部である住環境において人がどう生かされるか
   家族が生かされる家づくりがされているか
   共感や感動それは「共に生きる」からこそ体験・実感できることで
   それこそ住まいと人が「共に成長していく」ことなのです。

   良い家・住まいとは家族の精神と身体が調和され共生する住まいなのです。

金城 奥が深いですね。
   すまいのキホン中の基本というところでしょうか。

小中 住宅業界に苦言を呈するとするならば、
   システムの中で家を売っている今の現状は
   考える知恵や環境を提供することができず、
   依存することばかりを促していると言えます。
   基本がずれています。エゴ主義に走っているとも言えます。
   それでは良い住環境・社会環境は生まれないでしょう。

金城 良い住環境を得るためにはどうしたらいいでしょうか

   まず自分で、家族で考えると言うことは大切ですよね。
   しかし、その時に自分本意・依存体質のまま自己主張したのでは
   得られることはできないですね。
   
   では、本当に人として共生できる住まいを手に入れるためには
   どうしたらいいのでしょう。
                             (つづく)




■プロフィール■

統合環境学研究所所長 小中 健滝

昭和53年 易学(東洋哲学)の思想に共感し研究を始める。
昭和58年 気学相談所設立(三原)。日に100人以上の相談する。
      JR西日本で、観光名所とされる。
昭和60年 東洋哲学・運命学を研究・研鑽し、
      風水思想が自然と人間共生循環する原点と確信する。
      テレビ、雑誌等多数で紹介される。
平成元年〜15年にかけて東洋哲学・風水学を母体とし、
精神系・物質系の理論を両性具有とした統合統一理論(宇宙、自然論)を確立する。
前身の研究によって、現代気学の概念に応用し、臨床気学を確立する。
現代気学界において、約150の発見をする。
平成3年  筑波大にて開催された日中友好気のシンポジウムに出席する。
現  在  企業・経営者においても、東洋哲学・臨床気学による相談指導をする。
      および、風水セミナーにおいて、環境風水学を普及する為に、
      講演会などで活躍中。

前記から現在は東洋思想を基にアニミズム(自然尊重主義)から普遍的な平和思想を発見し、
それを基本におけば本質的な平和統合が理解でき可能となることを確信する。
現在、物質的な環境主義だけではなく、もっとも重要なのは精神的環境であると確信し、
今勉強会、セミナー等で提唱している。
又、現在ローカル民放において、視聴率中心主義からマスメディアの
公共性とモラルを基本とした視聴者との対話を重視し、
両者の共有、共感性の高い番組作りを主張し番組作りに参加している。